ガーゼと掃除棒でリコーダーをメンテナンスするのがめんどくさい…

そんな方におすすめなのが、クリーニングスワブです。

クリーニングスワブは、クリーニングクロスにひもが付いたようなものです。

クリーニングスワブ(ソプラノリコーダー用

ひもを管内に通して引っ張ることで、簡単に管内の水分を除去できますよ。

私はクラリネットを吹いていたときに使っていたのですが、リコーダーにもスワブがあったとは…!

ガーゼを巻きつけて使う手間もないので、めんどくさい人にはおすすめですよ。

クリーニングスワブの使い方

クリーニングスワブの使い方を

STEP1
リコーダーを各パーツに分解する
リコーダーを分解
STEP2
中部管にスワブを通す

まずはひもを通して

中部管にスワブのひもを通す

ひもを反対側から引き抜きます

中部管にスワブを通す
STEP3
足部管にスワブを通す

中部管と同じ要領で、ひもを通してから引っぱります。

足部管にスワブを通す

足部管の出口は細いので、通りにくい場合は無理に通さず、途中で引き抜いても良いですよ。

STEP4
頭部管をスワブで清掃する

スワブの「硬い部分」に「拭く部分」を巻いて、頭部管の中を吹きます。

クリーニングスワブの各部分
スワブの硬い部分を使って頭部管を清掃する

以上でお手入れ完了です。

中部管からしていますが、順番はどこからでも良いですよ。

お手入れ後のスワブは、通気性の良いところで乾かしましょう。

おすすめのクリーニングスワブ

おすすめと言ってもヤマハしかありませんが…笑

ソプラノリコーダー用とアルトリコーダー用がありますので、間違わないようにしましょう。

布とひもがあれば作れそうなので、裁縫が得意な方は自作されても良いかもしれませんね。

Q&A

どのメーカーのリコーダーにも使える?

ヤマハ、アウロス、ゼンオンのような主要な樹脂製リコーダーメーカーのリコーダーには使用できました。

リコーダーは、ベルに向かって先が細くなっているため、通りにくい場合は無理に通さないようにしましょう。

途中まで通れば、十分水滴は除去できますよ。

リコーダーケースに収納できる?

リコーダーと一緒にリコーダーケースに収納可能です。

ただ、リコーダーケースの中は通気性が悪いので、スワブが湿ったままだとカビが生えるかもしれません。。。

できれば乾かしてから収納しましょう。

クリーニングスワブは毎回洗った方がよい?

人によって考え方は変わりそうですが、、、毎回は洗わなくてよいと思います。

吹奏楽部の人も毎日洗う人なんていませんでしたし。。。

汚れやにおいが気になってきたら洗うか、週1回程度洗うで十分でしょう。

掃除棒+ガーゼを使うのとどっちが簡単?

中部管と足部管の清掃は、クリーニングスワブを使う方が楽でした。

ただ、頭部管を清掃するために、けっきょくスワブの棒の部分に巻き付ける必要があるので、、、

スワブの硬い部分を使って頭部管を清掃する

どうせ巻き付けるのなら、最初から掃除棒+ガーゼでもよいのでは…とも思いました。

ただ、クリーニングスワブは、これ1つで完結していますので、「ガーゼを選ぶのがめんどくさい」などの悩みを解消できます。

クリーニングスワブは頑丈なので、ガーゼより長持ちしますしね。

お手入れ作業以外の部分を考えると、クリーニングスワブの方が楽だといえると思います。

まとめ

リコーダーのクリーニングスワブをご紹介しました。

掃除棒とガーゼでお手入れするのが面倒な方は、試してみてはいかがでしょうか。