「ソプラノリコーダーのレ♯（ミ♭）ってどうやって出すの？」
このような疑問にお答えします。
- レ♯（ミ♭）の出し方
- レ♯（ミ♭）の練習方法
リコーダーの運指は、♯や♭が付くと急に難しくなりますよね。
運指表を見てもイメージが付きにくい場合もあるのではないでしょうか。
そこでこの記事では、ソプラノリコーダーのレ♯（ミ♭）の出し方を画像付きで解説します。
出せる音が増えるとリコーダーがもっと楽しくなるので、頑張りましょう！
レ♯（ミ♭）の出し方
レ♯（ミ♭）の出し方を画像付きでご説明します。
低いレ♯（ミ♭）の出し方
低いレ♯（ミ♭）の出し方は、以下の画像の通りです。
- 左手：親指、人差し指、中指、薬指
- 右手：人差し指、中指、薬指（右半分）
右手薬指を半分だけふさがねばならないため、シビアな指のコントロールが必要です。
私も苦手な運指…
レ♯（ミ♭）の出し方
レ♯（ミ♭）の出し方は、以下の画像の通りです。
- 左手：中指、薬指
- 右手：人差し指、中指、薬指
左手親指は押さえませんし、サミングもしません。
なんかややこしい指ですが、低いレ♯（ミ♭）でサミングしても同じ音が出せますよ。
レ♯（ミ♭）の練習方法
レ♯（ミ♭）の練習方法をご紹介します。
低いレ♯（ミ♭）の練習方法
低いレ♯（ミ♭）は次のように練習すると出しやすいですよ。
ミのあとにミ＃（レ♭）を吹くことで、右手薬指を半分だけ押さえる感覚をつかみやすくなりますよ。
レ♯（ミ♭）の練習方法
レ♯（ミ♭）の練習方法は、以下の通りです。
指が難しい場合は、真ん中のレの指から、上から順番に、左手薬指、右手人差し指・中指・薬指の順に一つずつ押さえてみましょう。
繰り返し練習すると、感覚がつかめてきますよ。
Q&A
- 正しい指づかいをしているのに音が外れるのはなぜ？
正しい指づかいでも音が外れる原因は、大きく2つあります。
- トーンホールを正確にふさげていない
- 息が強すぎる
リコーダーはトーンホールを正確にふさげていないと、正しく音がでません。
正しくふさいでいるつもりでも、トーンホールに隙間ができている場合もあるので、注意しましょう。
- 右手薬指を半分だけ押さえるのが難しい…何かコツはある？
動かしにくい薬指で半分だけ押さえるのって難しいですよね。
私もけっこう苦手なのですが、次のようなコツがあります。
- 指の力を抜いて動きやすくする
- 繰り返し練習して体で覚える
- 事前に右手薬指を半分だけ押さえておく
要は練習あるのみ、という感じですが…笑
曲の中で低いレ♯（ミ♭）の前の音のときに、事前に右手薬指を押さえることはありました。
例えば、「シーレ♯ー」みたいな並びの時に、シを吹いている時に右手薬指半分だけ押さえてしまうのです。
そうすると、右手薬指をゆっくり押さえられるので、だいぶ簡単になりますよ。
ただ、この方法では、音程が低くなってしまったり、違う音が出る可能性もあるので、使い所には注意しましょう。
まとめ
レ♯（ミ♭）の出し方と練習方法を解説しました。
少し難しい運指になりますが、演奏できる曲の幅が広がりますので、ぜひ練習してみてくださいね。
ソプラノリコーダーのレ♯（ミ♭）以外の運指は、以下の記事で画像付きで解説していますよ。
また、ジャーマン式では派生音（♭や♯）の運指がかなり難しいので、バロック式リコーダーを利用するのもおすすめですよ（私もバロック式を利用しています）