リコーダーを吹いていると、トーンホールに水滴が詰まることがありますよね。
水滴がつまってしまうと、指に水がついたり、音が出なくなったり、、、演奏する上で不快になります。
そんなトーンホールの水滴の除去方法は、2つあります。
- 「ふっ」と息を吹きかけ水滴を吹き飛ばす
- ティッシュなどで水滴を吸い取る
トーンホールの水滴を解消することで、より快適にリコーダー演奏をできますので、試してみてくださいね。
トーンホールの水滴の除去方法
トーンホールの水滴の除去方法は、次の2つです。
- 「ふっ」と息を吹きかけ水滴を吹き飛ばす
- ティッシュなどで水滴を吸い取る
「ふっ」と息を吹きかけ水滴を吹き飛ばす
強い息で水滴を吹き飛ばして除去します。
- 水滴が詰まっているトーンホールに口を近づける
- 「ふっ」とトーンホールに強い息を吹きかけて水滴を吹き飛ばす
私のクラリネットの先生がしていた方法です。
道具がなくてもできるのが良いところ。
水滴が飛び散ってリコーダー本体についた時は、ハンカチやティッシュなどで拭き取りましょう。
ティッシュなどで水滴を吸い取る
トーンホールの水滴をティッシュなどで吸い取ることでも、水滴を除去できます。
簡単にできますが、ティッシュが破れてトーンホール内側にこべりつかないよう、注意しましょう。
トーンホールの水滴の予防方法
トーンホールの水滴を除去できるといっても、管内に水滴がいっぱいだと、またすぐに詰まるかもしれません。
そこで、水滴の予防方法を4つご紹介します。
- 暖かい部屋で演奏する
- 管内の水分をこまめに除去する
- サムリングつきのリコーダーを使う
- トーンホールをきれいにする
暖かい部屋で演奏する
水滴の原因は「息の中の水蒸気が、リコーダー管内で冷やされて結露すること」です。
そのため、暖かい部屋で演奏すると、水滴は詰まりにくくなります。
私は真夏に室温30℃以上の部屋で練習することもありますが、全く水滴は出ません。
さすがに30℃以上の部屋での練習はおすすめしませんが、空調で部屋を暖かくすることで、水滴を予防できますよ。
管内の水分をこまめに除去する
リコーダー管内の水滴の量が増えると、トーンホールにも詰まりやすくなります。
そのため、管内がべちょべちょになる前に水を除去することで、トーンホールに詰まりにくくなりますよ。
- 掃除棒とガーゼで除去
- クリーニングスワブで除去
こまめに除去することで、ベルからの水滴も予防できますので、試してみてくださいね。
サムリングつきのリコーダーを使う
サムホール(左手親指のトーンホール)に水滴が詰まるのを予防するには、サムリングありのリコーダーを使うのも有効です。
サムリングとは、下画像のようにサムホールのリングが管内に突き出ているものです。

サムリングによって高さが出ているので、管内の水がサムホールに流れ込みにくく、サムホールの詰まりを予防できますよ。
これらのモデルは、サムリングがついていますので、サムホールに水滴が詰まりにくいですよ。
AULOSシンフォニーシリーズは非常に優秀なモデルで、サムリングで水滴に強いだけでなく、音色や音程・吹奏感も非常に優れておりおすすめです。
私がメインで使っているリコーダーも、AULOSシンフォニーシリーズの木目調モデルです。
トーンホールをきれいにする
トーンホールにゴミや手垢などの汚れが付いていると、水滴が詰まりやすくなります。
汚れている場合は、濡らした綿棒などで拭き取りましょう。
まとめ
リコーダーのトーンホールに詰まった水滴の除去方法と予防方法をご紹介しました。
除去方法
- 「ふっ」と息を吹きかけ水滴を吹き飛ばす
- ティッシュなどで水滴を吸い取る
予防方法
- 暖かい部屋で演奏する
- 管内の水分をこまめに除去する
- サムリングつきのリコーダーを使う
- トーンホールをきれいにする
トーンホールの水滴の悩みを解消し、快適なリコーダー演奏を楽しみましょう。