小学校3年生の音楽の教科書に、ソプラノリコーダーの曲として掲載されている「きれいなソラシ」。
リコーダー奏者の吉澤実さんが作曲されただけあり、リコーダーの指や持ち方を覚えるのにピッタリな曲です。
うちの娘(小1)も、きれいなソラシで「ソ」の音の練習をし、だいぶ上手に出せるようになったきました。
この記事では、ドレミや演奏動画、演奏のポイントをご紹介しますので、見ながら練習することで吹けるようになりますよ。
きれいなソラシの演奏方法
まずは参考演奏を見てイメージをつけましょう。
演奏のイメージがついたら、ドレミを見ながら演奏してみましょう。
- シーラーソーーー ソーラーシーーー
- シーラーソーラー シーーーーー
- シーラーソーーー ソーラーシーーー
- シーラーソーラー ソーーーーー
きれいなソラシで使う音は「シ」と「ラ」と「ソ」の3つです。
手元画像付きの指づかいを、下に載せていますので指を確認してみてくださいね。



演奏のポイント
演奏のポイントは、次の4つです。
- リコーダーを正しく持つ
- トーンホールを正確にふさぐ
- 音の変わり目でタンギングをする
- 歌うように演奏する
いきなり全部のポイントを気にするのは難しいので、一つずつクリアしていくと良いですよ。
リコーダーを正しく持つ
まずはリコーダーを正しく持ちましょう。

- 左手が上、右手が下
- 右手親指とくちびるでリコーダーを支える
持ち方が間違っていると、トーンホールを塞ぐのが難しくなります。
特に左手と右手、どちらが上か下かは間違いやすいので注意しましょう。
指かけをつけると、リコーダーを持ちやすくなりますよ。
トーンホールを正確に塞ぐ
リコーダーにいっぱい開いている穴(トーンホール)を正確に塞がないと、変な音が出てしまいます。。

- 指の腹でふさぐ
- 指の力を抜く
- ゆっくり練習して体で覚える
小学生は指が細いので、どうしても隙間ができやすいですが、ゆっくり何度も練習して体で覚えましょう。
音の変わり目でタンギングをする
音を出せるようになったら、タンギング(音を出す時に「tu」と発音すること)にも挑戦しましょう。
以下のタンギング例のように、音の始まりと変わり目で、ささやくように「tuー」と発音します。
- シーラーソーーー ソーラーシーーー
- tuーtuーtuーーー tuーtuーtuーーーt
- シーラーソーラー シーーーーー
- tuーtuーtuーtuー tuーーーーーt
- シーラーソーーー ソーラーシーーー
- tuーtuーtuーtuー tuーtuーtuーーーt
- シーラーソーラー ソーーーーー
- tuーtuーtuーtuー tuーーーーーt
音の終わりの時も「t」と舌で音を処理すると、きれいに演奏できますよ。
歌うように演奏する
リコーダーというと、強く息を吹き込んでしまいがちですが、息が強すぎると音が汚くなりかねませ
「吹く」というより「歌う」イメージで演奏する方が、上手く演奏しやすいですよ。
- 音がきれいになる
- 音楽的な演奏になる
難しい場合は、先に歌声を出してから、歌声を出しながらリコーダーをくわえてみましょう。
歌声とリコーダーの音が混ざった変な音が出ますが、息を吹き込まずにリコーダーの音を響かせる感覚が身につきますよ。
まとめ
ソプラノリコーダーで「きれいなソラシ」を演奏する方法をご説明しました。
リコーダー初心者の方が、持ち方や左手の指を覚えるのに最適な曲ですので、ぜひ練習してみてくださいね。