管楽器の音色やタンギングを美しくするのって、すごく難しいですよね。

私も非常に苦労しているのですが、

最近、演奏中の「舌の位置を上げる」ことが非常に重要なことに気づきました。

舌の位置を上げることで、演奏が上手くなれるだけでなく、小顔効果も期待できるんだとか(笑)

以降で詳しくご説明しますので、音色やタンギングにお悩みな方は参考にしてみてくださいね。

舌を上げる方が良い理由

舌を上げる方が良い理由としては、次のようなものがあります。

  • 柔らかく伸びやかな音色になる
    • 舌と硬口蓋(口の中の天井)で息の通り道が作られ、空気の流れが整うため
  • 効率的なタンギングができる
    • 最小限の動きでタンギングできるため
  • 深く息を吸えるようになる
    • 舌が気道を邪魔しなくなるため
  • 小顔効果もあるらしい
    • あごの下がすっきり見えるようになるため

演奏にも美容にもプラスになることが期待できます!

私は20年以上もの間、タンギングのときの舌の動きが大きいことに悩んでいましたが、舌の位置を上げることで改善できました。

さらに、予期せず音色も良くなって、もっと早く知りたかったです。。

舌の位置のチェック方法

舌の位置のチェック方法は次の通りです。

チェック方法

  • 自然に口を閉じてリラックスする
  • 舌が硬口蓋(口の中の天井)にどのように触れているかを確認する

確認結果

  1. 舌の奥の方が硬口蓋に触れている
    • 舌のポジションが正常
  2. 舌先が上の歯の付け根あたりに触れている
    • 舌の位置が少し下がっているかも
  3. 硬口蓋に全く触れていない
    • 舌の位置が下がっている

2、3のどちらかだった方は、舌のエクササイズで筋肉を活性化させて、正常な舌の位置を目指しましょう。

私は最初は2でしたが、エクササイズをしたら1の状態になれました(でも時間がたつと2に戻るので、日ごろから舌のトレーニングをするようにしました)。

1だった方は、エクササイズは読み飛ばして「演奏中の舌の位置を上げる方法」に進んでいただいても大丈夫です。

舌の位置を上げるエクササイズ

私が試してみて効果を感じた、舌の位置を上げるエクササイズをご紹介します。

  1. 舌の筋肉をほぐすエクササイズ
  2. 舌の位置を上げるエクササイズ

舌の筋肉は運動不足で凝り固まっていますので、まずは筋肉をほぐしましょう。

舌の筋肉をほぐすエクササイズ

舌を大きく動かして、関連する筋肉をほぐしていきます。

  • 口を閉じた状態で、舌先で上の前歯の表側の歯茎に触れる
  • そのまま上下の歯茎をなぞるように舌先を時計回りに動かす×5
  • 同様に反時計回りにも動かす×5

私は首前面の筋肉がガッチガチに固まっていたので、初めてこのエクササイズをしたときは上手く動かせませんでした。

何回かしているうちに筋肉がほぐれて楽に動くようになったので、上手くできなくても気にせず続けてみてくださいね。

筋肉の凝りが原因で舌が下がってい場合は、このエクササイズをするだけでもだいぶ改善できますよ。

舌の位置を上げるエクササイズ

舌の筋肉をほぐせたら、舌の位置を上げる練習です。

「舌を上げる筋肉」を活性化させましょう。

  • 口を自然に閉じる
  • 舌と硬口蓋(口の中の天井)で「カッカッ」と言う音を出す×30
  • 硬口蓋と舌をくっつけたまま30秒キープ

初めてこれをした時は、音が劇的にまとまるようになって驚きました。

私は通勤で歩いてる時などの隙間時間に、この練習をして舌を鍛えるようにしています。

演奏中の舌の位置を上げる方法

演奏中に舌の位置を上げるためには、次のステップで音を出すのがおすすめ。

  1. 吹く前に舌を上げておく
  2. 鼻から深〜く息を吸う
  3. 舌を下げないように息を吐く

それぞれの手順を解説しますね。

吹く前に舌を上げておく

音を出し始めてから舌を上げるのは、非常に難しいです。

力で舌を上に上げることはできなくはありませんが、力んで音色が悪くなりますし、「音を出し始めてから舌を上げる」変な癖がつきかねません。

ですので、「吹き始める前に」舌を上げておくようにしましょう。

鼻から深ーく息を吸う

舌を上げることができたら、鼻から深ーく息を吸いましょう。

口から吸っても良いですが、せっかく上がった舌が下がりかねないので、慣れるまでは鼻から吸うのがおすすめ。

このときも「舌が硬口蓋(口の中の天井)に触れた状態」をキープするよう心がけてください。

上手くできると、舌が気道を邪魔しなくなるので、いつもより吸いやすくなると思いますので、たっぷりと深ーく吸いましょう。

舌を下げないように息を吐く

舌を上げた状態で深く息を吸えたら、いよいよ音を出します。

舌を下げずに音を出せれば、フォーカスされた密度の高い音になるのですが、舌を下げないのが意外と難しい…

ということで、私が上手くできるようになったコツをいくつかご紹介します。

  • 息を頑張って吹き込まない
  • 深ーく息を吸ってから力を抜くと、勝手に息が出ていくので、その息を使う
  • 吹き込むのでなく「息を吐く」イメージ
  • 口やのどは平常時の状態にする(楽器の演奏と思って余計なことはしない)

とにかく筋力で頑張らないのがコツです。

「体の構造」や「筋肉・臓器が元に戻る力」を上手く利用して、脱力によって力を生み出すのです。

特に舌周りを脱力できるようになると、舌は勝手に上に上がってきますよ。

演奏中に舌を上げるときの注意点

演奏中に舌を上げる時の注意点は、力で舌を上げないことです。

舌の力みは音色に非常に大きな影響を与えるので、舌に力が入ると響きの薄い貧相な音になってしまいます。

舌の力を抜けば、舌の位置は勝手に上がりますので、舌の力を抜くように意識しましょう。

まとめ

演奏中に舌の位置を上げる方法をご説明しました。

慣れるまでは少し難しいかもしれませんが、演奏能力が底上げされますので、ぜひ取り組んでみてくださいね。