「リコーダー演奏を録音する方法を知りたい」

リコーダーを練習していると、「自分の音が人にはどう聞こえているんだろう?」と気になることがありますよね。

そんな時に便利なのが、録音です。

録音することで様々なメリットがありますので、上達がすごく早くなりますよ。

録音するメリット
  • 自分の演奏を客観的に聴くことができる
  • 離れた人に演奏を聴いてもらうことができる
  • 演奏を聴き比べることができる

「でも録音するのは難しそう…」と思われた方、大丈夫です。録音はスマホがあれば簡単にできます!

この記事では、リコーダーに使う機器や録音方法をご紹介します!

すぐにできますので、ぜひやってみて下さいね。

リコーダーの録音に使う機器

リコーダーの録音するときは、次のような機器を使います。

録音に使う機器
  • 録音機(スマホでOK)
  • 三脚(無くてもOK)
  • マイク(無くてもOK)

三脚やマイクは別に無くても良いので、スマホさえあれば録音できます!

私が大学生の時は、数万円のPCMレコーダーを買って録音していましたが、練習のための録音はスマホで十分です。

実際、このサイトに掲載している動画のほとんどは、iPhoneで録音していますよ。

本格的な録音機器の検討は、動画投稿などする場合で良いでしょう。

リコーダー演奏を録音する方法

リコーダー演奏を録音する方法は、次のとおりです。

録音する方法
  1. 録音機器を選ぶ
  2. 録音機器をセットする場所を決める
  3. 演奏する場所を決める
  4. 演奏を録音する

それぞれご説明しますね。

録音機器を選ぶ

まず、録音機器を選びましょう。

録音機器
  • スマホ
  • ICレコーダー
  • その他(テープレコーダーやビデオカメラでもOK)

練習を録音したいだけなら、スマホで十分ですよ。

とりあえずは、家にある録音できるものを利用してみて、もっと良いものが欲しくなったら専用の機器を検討しましょう。

スマホで録音する方法

スマホで録音する方法は、次の方法があります。

スマホで録音する方法
  • カメラアプリで動画を撮る
  • 録音アプリをインストールして利用する

私のおすすめは、スマホに最初から入っているカメラアプリで動画を撮ることです。

標準のアプリだと、広告がないため快適に利用できるため、私はiPhoneのカメラアプリで録画しています。

録音専用のアプリも、多重録音できるものなど面白いものがありますので、ご興味のある方は探してみてくださいね。

スマホで録音する際の注意点

パソコンが苦手な人には難しい話になりますが、スマホで録音したファイルは独自の拡張子が付いている場合があります。

iPhoneカメラの動画だと、「.mov」という拡張子など…

スマホで聴く場合はそのままの拡張子で問題ありませんが、スマホで録音(録画)したものをパソコンで聴いたり編集・投稿などする場合は、拡張子を変更しないといけない場合がありますのでご注意ください。

拡張子の変換は、スマホアプリなどでできますよ。

録音機器をセットする場所を決める

録音機器を決めたら、録音機器をセットする場所を決めましょう。

録音機器をセットする場所
  • 三脚にセットする
  • 壁などに立てかける
  • 机などに置く

三脚があれば便利ですが、三脚が無ければ適当なところに録音機器を置きましょう。

私は三脚を持っていますが、組み立てるのが面倒なので、キッチンの電子レンジに立てかけて撮っていますよ(笑)。

練習場所で録音機器をセットできる場所を探してみてくださいね。

演奏する場所を決める

録音機器をセットする場所の次は、リコーダーを演奏する場所を決めましょう。

ポイントは、録音機器との位置関係です。

録音機器との位置関係
  • 録音機器からどれくらい離れるか
  • 録音機器の高さはどうするか(距離が近い場合)

それぞれご説明しますね。

録音機器からどれくらい離れるか

まず、録音機器からどれくらい離れるかを決めましょう。

近いのと遠いのでは、それぞれに特長があります。

距離による特徴
  • 遠い
    • 細かい音を拾いにくい
    • 響きを拾いやすい
  • 近い
    • 細かい音を拾いやすい
    • 響きを拾いにくい

私は「ホールでどう聞こえるか」を意識しているので、少し離れて録音する方が好きです。

人前で演奏するときに、リコーダー本体に耳を近づけて聴く人なんていませんしね(笑)。

ただ、Youtubeにリコーダー動画を投稿している方々は、リコーダーの近くにマイクをセットしていたりするので、録音の目的に合わせて使い分けると良いかもしれませんね。

録音機器の高さはどうするか

録音機器の近くで演奏する場合には、録音機器の高さも考えましょう。

リコーダーの音は、頭部管のラビュームから出ていますので、その当たりに録音機器を置くのがよいのではないかと思います。

リコーダーのラビューム

録音機器の位置による音の違いの例

録音機器の位置の違いによる音の違いを見てみましょう。

以下の2つの動画は、同じスマホで同じ日に撮ったものです。

曲は違いますが、録音機器との位置関係が違うだけで、音が全然違うのがお分かりいただけるのではないでしょうか。

【近くで演奏】

【遠くで演奏】

どっちにもそれぞれ良さはありますが、ホールで演奏したときの音に近いのは、遠くで演奏したときですね。

【ホールで演奏】

ホールで演奏した音が、一番マイルドな音に聞こえますね。

私はホールで演奏するのを意識しているので、練習中の録音も少し離れたところでするようにしています。

Youtubeなどでの動画投稿がメインの方は、近くで録音する音を最適化できるよう、演奏や録音機器を調整してもよいかもしれませんね。

演奏を録音する

録音機器・演奏する場所が決まったら、演奏を録音してみましょう。

演奏を録音してみると、通常の練習をするよりも緊張感が出てくるので、上達しやすくなりますよ。

録音機器から少し離れて録音するときは、リモートシャッターを利用すると、カメラから離れた場所から録音開始できて便利ですよ。

まとめ

リコーダー演奏を録音する方法をご紹介しました。

録音する方法
  1. 録音機器を選ぶ
  2. 録音機器をセットする場所を決める
  3. 演奏する場所を決める
  4. 演奏を録音する

練習を録音することで、反省の効率が上がって上達が早くなります。

ぜひ練習に取り入れてみてくださいね。