「リコーダーの発表会緊張するな…。よい緊張対策方法はないかな…。」

このような悩みにお答えします。

この記事の内容
  • 緊張対策は2種類ある
  • 私が効果を実感できた緊張対策方法5選

リコーダーを人前で演奏するのって緊張しますよね。。。

私も初めてのリコーダーソロのステージでは、緊張のあまり「客席から見て分かるくらい」指が震えまくりました。

そんな私でも、緊張対策方法を実践しているおかげで、演奏活動を続けられています。

この記事では、「緊張しやすい私が実践している緊張対策方法」をご紹介しますので、緊張しやすい人は参考にしてみてくださいね。

緊張対策は2種類ある

緊張対策方法としては、ざっくり次の2つの方法があります。

緊張対策の2つの方法
  • 緊張をやわらげる
  • 緊張しても結果を出せるようにする

緊張をやわらげつつ、もし緊張しても成果を出せるようにする…

この「隙を生じぬ二段構え」で緊張を克服しましょう!

緊張をやわらげる

緊張対策方法の1つ目は、緊張をやわらげる方法です。

緊張を和らげる方法の例
  • 客は皆ジャガイモだと思う
  • 人という字を書いて飲む
  • 深呼吸をする
  • 場数を踏んで慣れる

多くの方が思い浮かべる緊張対策は、こちらではないでしょうか。

実際、私が中学一年生の秋、吹奏楽部で初めて演奏する前に、先輩からアドバイスもらったのは、「客はみんなジャガイモだと思え」でした。

結果、あまり効果はありませんでした…

緊張しすぎて頭が真っ白になり、私一人だけ1小節早く演奏し終わっていましたね(笑)。

緊張は和らげられても緊張を無くすことはできません。

「緊張しても結果を出せるようにする方法」と併用するのが効果的ですよ。

緊張しても結果を出せるようにする

緊張対策方法の2つ目は、緊張しても結果を出せるようにすることです。

緊張しても結果を出せる方法の例
  • 何度も練習して頭でなく体で覚える
  • イメトレをする
  • 上手に演奏しようと思わない

このような練習をしておくと、緊張で頭が真っ白になっても体が勝手に動いてくれますよ。

そして、本番でも「カッコよく見せたい」という邪念をできるだけ抑え込んで、できるだけ練習通りの演奏をすることに努める感じですね。

私はどうやっても緊張してしまうので、こちらの緊張対策をメインに取り組んでいます。

「これだけ準備したから大丈夫」と緊張を和らげる効果も期待できますよ。

私が効果を実感できた緊張対策方法5選

私が実際に効果を実感できた緊張対策方法を5つご紹介します。

私が効果を実感できた緊張対策方法5選
  • 何度も練習して頭でなく体で覚える
  • 上手に演奏しようと思わない。開き直る
  • イメトレをする
  • 場数を踏んで慣れる
  • 「自分はできる」と思い込む

魔法のような方法はなく、泥くさい方法ばかりですね(笑)

何度も練習して頭でなく体で覚える

私が効果を感じた緊張対策方法1つ目は、何度も練習して頭でなく体で覚えることです。

緊張すると思うように体が動かなくなりますよね。

緊張すると起こること
  • 指や息が震えたり
  • 頭が真っ白になったり
  • 呼吸が浅くなったり

全部私がなるやつですが(笑)。

それ自体は仕方がないので、緊張しても勝手に体が動くように、体で覚えるまで練習しましょう。

体で覚える方法

体で覚えるには、次のようなことを何度も何度も何度も繰り返し練習するのがおすすめです。

繰り返し練習すべきこと
  • リコーダーの基礎
    • くわえ方
    • タンギングの方法
    • 運指方法
  • 曲の演奏方法
    • 難しい運指
    • できないタンギング・スラー

メトロノームを使って、ゆっくりから少しずつテンポを上げていくと、自然と何回も練習できますよ。

とは言っても、それほど練習時間が取れない方もおられますよね。

時間がない人におすすめの練習方法

時間がない人におすすめの練習方法をご紹介します。

時間がない人におすすめの練習方法
  • 隙間時間(通勤中など)に指だけでも練習する
  • 寝る前に布団の中で指だけでも練習する
  • エビングハウスの忘却曲線を意識して復習する

私は仕事や子育てで全然時間が取れないので、本番前はこのような「音を出さずにできる方法」で練習してきました。

指を動かすだけなら楽器が無くてもどこでもできるので、練習時間を確保しやすいですよ。

隙間時間に効率よく練習して、体に覚えるこませましょう。

上手に演奏しようとしない

私が効果を感じた緊張対策方法2つ目は、上手に演奏しようとしないことです。

本番前になると、「上手に吹いて認められたい」と思うことがありませんか。

私もつい「上手に吹きたい」とか思ってしまうのですが、、、上手に吹こうとすると、だいたい失敗します(笑)。

上手に演奏しようとすると失敗する理由
  • 緊張がより強くなったり
  • 演奏に集中できなくなったり
  • いつもと違う余計なことをしたり

でも普通に考えて「緊張して体がうまくコントロールできない状態」で、練習より上手に吹くなんて無理ですよね!

上手に吹くのは諦めて、「これがいまの自分の実力や!」と開き直って、練習通りに演奏する方が上手くいきやすいですよ。

イメトレをしておく

私が効果を感じた緊張対策方法3つ目は、イメトレをしておくことです。

人間「分からないもの」は怖いですよね。

演奏について出来るだけ具体的にイメージしておくと、緊張を減らせますし、緊張しても体が動きやすくなりますよ。

イメージしておくこと
  • 会場の雰囲気
  • お客さんの入り具合
  • 挨拶の仕方
  • 音の響き方
  • 失敗したときどうするか

私は会場の写真を見たりして、イメージするようにしています。

イメージと違うこともよくありますが、イメージで練習していたものを活かせるので、何もしないよりは良いですよ。

場数を踏んで慣れる

私が効果を感じた緊張対策方法4つ目は、場数を踏んで慣れることです。

人前で演奏するのはいつになっても緊張はしますが、それでもやればやるだけ慣れてきます

私は初めてのリコーダーソロのステージでは、緊張のあまり客席から分かるくらい小指が大きく震えてしまいました(笑)

しかし、その次のステージでは少し震える程度になり、それ以降は初めての時ほど指が震えることはなくなりました。

回数をこなすことで緊張しにくくなってくるで、恐れずに挑戦するようにしましょう!

「自分はできる」と思い込む

私が効果を感じた緊張対策方法5つ目は、「自分はできる」と思い込むことです。

本番前で緊張すると、どうしても弱気になってしまいますよね。

弱気になってしまうと、細かいことが気になって集中できず、演奏も上手くいきません。

ですので、本番前には強気に「自分はできる」と思い込みましょう。

自分はできると思い込む方法
  • 「自分はできる」と3回声に出す(小声でもOK)
  • 上手くいったときの自分をイメージする
  • 一度徹底的に弱気になってみる(反動で自信が出てくるが、扱いが難しい方法)

一番おすすめなのは、「自分はできる」と3回声に出すことです。

不思議なことに、ポジティブな言葉を声に出すと、本当に元気になれるんですよね。

声に出す言葉は、「自分はできる」でなくても良いので、自分に合うポジティブな言葉を声に出してみて下さいね。

まとめ

リコーダーのテストや発表会前の緊張対策方法についてご紹介しました。

私が効果を実感できた緊張対策方法5選
  • 何度も練習して頭でなく体で覚える
  • 上手に演奏しようと思わない。開き直る
  • イメトレをする
  • 場数を踏んで慣れる
  • 「自分はできる」と思い込む

魔法のように一瞬で緊張を消せる方法はありませんが、どれも私が効果を実感できた方法です。

緊張は辛いですが、その後の上手くいったときの喜びも大きいですので、恐れずに挑戦してみてくださいね。