リコーダーを吹いたりお手入れする時には、組み立てや分解が必要ですね。
リコーダーはシンプルな作りなので、組み立てや分解も簡単!
ですが、いくつかのポイントを押さえておかないと、リコーダーが下手になったり楽器を傷めかねません。
リコーダーを気持ちよく演奏するための組み立て・分解の方法を画像付きでご説明しますね。
リコーダーの組み立て方法
リコーダーのパーツには、頭部管・中部管・足部管の3つがあります。

組み立ては、これらのパーツを差し込んでいくだけです。
STEP1
中部管に頭部管と足部管を取り付ける
中部管と頭部管(足部管)をにぎり、回しながらまっすぐ差し込みます。

STEP2
頭部管の向きを正面に合わせる

頭部管を正面に向けないと、指を押さえるのが難しくなりますので、きっちり正面を向けましょう。
STEP3
足部管の向きを調整する

右手小指のトーンホールを押さえやすい向きに調整しましょう。
私は右向きに回した方が押さえやすいです。

指かけをつける場合は、リコーダーの上から4番目と5番目のトーンホールの間あたりに装着すると良いですよ。

リコーダーの分解方法
リコーダーの分解方法は、組み立てと逆の手順で行います。
STEP1
頭部管と中部管・足部管を取り外す

頭部管や足部管が抜けなくなってしまったら、次のことを試してみてください。
- 回しながらまっすぐ引き抜く
- ジョイント部を手で温める
- 手にタオルを巻いて滑りにくくして引き抜く
私も何度かリコーダーが抜けなくなったのですが、この方法で抜くことができました。
無事に抜くことができたら、ジョイント部にグリスを塗っておきましょう。
また、無理に抜くとリコーダーを壊しかねないので注意してください。
STEP2
管内の水分を掃除棒とガーゼで拭き取る

管内がべちゃべちゃだと、カビや雑菌の原因となりかねません。
ちょっと面倒ですが、しっかり水滴を除去してからケースにしまいましょう。
まとめ
リコーダーの組み立て・分解の方法をご説明しました。
しっかりポイントを押さえて、快適にリコーダー演奏を楽しみましょう。