リコーダーを買ったら付いてきた掃除棒。

「これ、どうやって使うの?」と戸惑いませんか…?
うちの子は魔法使いの杖にして遊んでいましたが、もちろん正しい使い方ではありません(笑)。
掃除棒はリコーダー内部を清掃する道具です。
掃除棒の先端にガーゼを付けて管内を拭くことで、リコーダーを衛生的に使えますよ。
この記事では、掃除棒の基本的な使い方から注意点まで、画像付きで解説します。
リコーダー初心者の方や、お子さんのリコーダー掃除をサポートする保護者の方は、ぜひご覧ください。
リコーダー掃除棒の役割とは?
リコーダーの掃除棒は、演奏後に管の中に残った水分や汚れを取り除くための道具です。
細長い棒の先端に穴が開いているアレです。

この棒にガーゼや布を巻きつけることで、手の届かないリコーダーの奥まできれいに拭くことができますよ。
管内の水分を放っておくと、カビや雑菌の原因になったり、リコーダーが劣化しかねないので、掃除棒で拭き取るようにしましょう。
掃除棒の使い方
掃除棒の使い方は次の通りです。
- ガーゼや布を準備する
- 掃除棒にガーゼをセットする
- リコーダーを分解する
- リコーダー内部を清掃する
それぞれご説明しますね。
ガーゼや布を準備する
掃除棒を使うには、まずガーゼや柔らかい布が必要です。
- リコーダー専用ガーゼ
- 医療用ガーゼ(100均など)
- その他、適当なガーゼ
私は家にあった赤ちゃん用ガーゼを使っています。

サイズが大きかったり、分厚すぎると掃除棒の穴やリコーダーに入らないので、注意してください。
ガーゼがない場合は、キッチンペーパーやハンカチでも代用できなくもないですが、厚すぎないものを選びましょう。
掃除棒にガーゼをセットする
掃除棒の穴にガーゼの端を通します。

穴にガーゼが通ったら、掃除棒の先端を覆うように、ゆるーく巻きましょう。

リコーダーを分解する
次に清掃しやすいように、リコーダーを頭部管と中部管に分解しましょう。

- 頭部管と中部管を握る
- 回しながらまっすぐ引き抜く
※もちろん足部管も外しても良いですが、私は外しません。小指のポジションはシビアで、足部管の角度が少しズレると低いドが出しにくくなるので…。
もし抜けにくい場合は、ジョイント部を手で温めると抜けやすくなりますよ。

リコーダー内部を清掃する
リコーダーを分解できたら、布を巻いた掃除棒をリコーダーの管にゆっくり差し込みます。

力を入れすぎないように注意しながら、上下に動かして水分や汚れを拭き取りましょう。

片手でカメラを持っているのでリコーダーを手で押さえてないですが(笑)、リコーダーは手で持って清掃しましょう。
掃除棒を使うときの注意点
掃除棒を使うときの注意点は以下です。
- 分厚すぎないガーゼを使う
- 力を入れすぎないようにする
- 演奏後は毎回掃除棒でお手入れする
分厚すぎないガーゼを使う
ガーゼや布が厚すぎると、掃除棒の穴やリコーダー内に入りません。
分厚いガーゼで無理やり入れると、リコーダーに傷が入ったり、掃除棒が折れる可能性もあります。。
リコーダーのサイズに合った、無理のないサイズのガーゼを使いましょう。
力を入れすぎないようにする
力を入れすぎると、リコーダー内部を傷つけたり、掃除棒が折れるかもしれません。
優しく入れればガーゼが吸水しますので、ガシガシ力を入れて押し込まないようにしましょう。
演奏後は毎回掃除棒でお手入れする
演奏するたびに掃除棒でお手入れするのが理想的です。
特にリコーダーをケースに入れて保管する場合は、ケースに入れる前に水分を除去しておいた方が良いでしょう。
カビや雑菌が心配ですからね。
ただ、リコーダーをケースに入れず、風通しの良い場所で保管できるなら、そこまで気にしなくても良いかもしれません。
まあ、小学校の場合は、音楽の授業のあとはリコーダーをケースに入れると思うので、掃除棒で水分を除去しておくのがおすすめですよ。
また、さらに清潔に使いたい時には、リコーダー用抗菌キャップもおすすめ。

リコーダーの吹き口を菌や傷から守り、リコーダーを清潔に長持ちさせることができますよ。
リコーダー用抗菌キャップをつけたままリコーダーケースに収納できるので、私は片付ける時はいつも付けています。
掃除棒が面倒な人にはクリーニングスワブがおすすめ
ここまで掃除棒の使い方をご説明しましたが、正直けっこうめんどくさいですよね。
そんな方には、リコーダー専用のクリーニングスワブがおすすめです。
- ガーゼを選ばなくて良い
- 掃除棒を使わないので巻く手間がない
- リコーダー専用アイテムなので安心
スワブはリコーダーに合わせて作られているので、簡単に使えて、傷つけたり詰まったりする心配もありません。
楽器店でAmazon・楽天市場で買うことができますよ。
まとめ
リコーダーの掃除棒についてご紹介しました。
- 掃除棒の使い方
- ガーゼや布を準備する
- 掃除棒にガーゼをセットする
- リコーダーを分解する
- リコーダー内部を清掃する
- 掃除棒を使うときの注意点
- 分厚すぎないガーゼを使う
- 力を入れすぎないようにする
- 演奏後は毎回掃除棒でお手入れする
- 掃除棒が面倒な人にはクリーニングスワブがおすすめ
正しく使うことで、リコーダーを衛生的に演奏できますので、試してみてくださいね。