「リコーダーの持ち方は、右利きや左利きは関係ある?」
このような疑問にお答えします。
- リコーダーの持ち方
- 右左逆ではダメな理由
- 持ち方を直すときのポイント
- 絶対に直したくない場合は?
結論から言うと、リコーダーの持ち方は、右利き・左利き関係ありません。
右利きでも左利きでも、下の画像のように持ちます。
間違った持ち方をしているとリコーダーが上手くなりにくいので、もし間違った持ち方をされていたら、できるだけ早く直しましょう。
この記事では、左右逆ではダメな理由や持ち方を直すときのポイントを詳しくご説明しますので、直すときの参考にしてみてくださいね。
リコーダーの持ち方
リコーダーの持ち方は、下の画像の通りです。
- 右手が下、左手が上
- 左手小指は押さえない
- 右手親指でリコーダーを支える
右利き左利き関係なく、右手が下・左手が上です。
もし左右が逆になっている場合は、早めに直しましょう。
左右逆ではダメな理由
リコーダーを左右逆に持ってはダメな理由は2つあります。
- 左右逆では出せない音がある
- クセになると直すのが大変
左右逆では出せない音がある
リコーダーを左右逆に持っても、ほとんどの音は出せます。
「ほとんどの音出せるなら逆でもよくない?」と思われるかもしれませんが、以下の音は正しく出せません。
- 低いド♯
- 低いレ♯
- 高いレ♯(替え指)
大きさの違うトーンホールが2つ(右:大、左:小)並んでいるので、左右逆の持ち方では正確に押さえられないんですね。
趣味で演奏していると、どれも割とよく使う音ですので、これらの音がちゃんと出ないのは問題です。
ただ、小中学校の音楽の授業レベルで言うと、たぶん使いません。
クセになると直すのが大変
リコーダーを間違った持ち方で演奏するクセがつくと直すのが大変です。
正しい持ち方で30年近くリコーダーを持ってきた私は、左右逆にするとまともに演奏できません(たぶん、10%くらいの運指力に下がります。。)。
クセになると直すのが大変なので、できるだけ早く直すようにしましょう。
- 最初から正しい持ち方にする
- 間違いに気づいたらすぐに直す
持ち方を直すときのポイント
持ち方を直すときのポイントは2つあります。
- 右手親指でリコーダーを支える
- 一時的に下手になるけど、すぐ慣れる
右手親指でリコーダーを支える
持ち方を直すときの1つ目のポイントは、右手親指でリコーダーを支えることです。
右手親指の位置を固定することで、他の指のポジションが分かりやすくなるので、正しい持ち方が身に付きやすくなります。
右手親指でリコーダーを支える感覚をつかむには、指かけを使うと便利ですよ。
一時的に下手になるけどすぐ慣れる
持ち方を直すときの2つ目のポイントは、一時的に下手になるけどすぐ慣れることです。
これまでと違う持ち方になるので、残念ながら、一時的に下手になってしまうのは避けられません。
しかし、これまでの練習の成果が無駄になるわけではなく、30分も練習していればかなり慣れてきます。
リコーダーの運指方法や息の使い方は同じですので、案外早く慣れることができるんですね。
正しい持ち方にすることで上達もしやすくなるので、正しい持ち方を試してみてくださいね。
絶対に直したくない場合は?
ここまで読んでも「絶対に直したくない」という人もおられるかもしれません。
その場合は、無理に直さなくても大丈夫です。
- 小中学校の授業レベルは左右逆でも演奏可能
- リコーダーが下手でも人生に困らない
リコーダーが上手に吹けなくても、音楽の授業以外では特に困ることはありませんし、授業レベルの曲であれば左右逆でも吹けますしね。
ただ、私の経験上、リコーダーでも人生でも「間違ったことを直す」のは日常茶飯事で、「間違いを直す」度に成長できたと思っています。
間違ってしまうこと自体は仕方ありませんが、それを素直に直せないのは、これからの成長を阻害しかねません。
ちょっと話を大きくしすぎました(笑)
まとめ
リコーダーの持ち方に右利き・左利きは関係ないことをご説明しました。
- リコーダーの持ち方
- 右手が下、左手が上
- 左手小指は押さえない
- 右手親指でリコーダーを支える
- 右左逆ではダメな理由
- 左右逆では出せない音がある
- クセになると直すのが大変
- 持ち方を直すときのポイント
- 右手親指でリコーダーを支える
- 一時的に下手になるけど、すぐ慣れる
- 絶対に直したくない場合は?
- 無理に直さなくても人生困らないけど、直した方が良い
正しい持ち方をすることは、リコーダーを楽しむ第一歩ですので、ぜひ取り組んでみてくださいね。