小学校3年生の音楽の教科書に、ソプラノリコーダーの曲として掲載されている「エーデルワイス」。

美しいメロディーが印象的な曲で、「小学校のとき習ったなあ」と懐かしい気持ちになりました。

この記事では、エーデルワイスの上パートと下パートを、それぞれドレミや演奏動画、演奏のポイントをご紹介します。

動画を見ることでイメージしやすくなりますので、ぜひ練習してみてくださいね。

エーデルワイスの演奏方法

まずは参考演奏を見てイメージをつけましょう。

上パート
下パート

演奏のイメージがついたら、ドレミを見ながら演奏してみましょう。

ドレミ(上パート)
  1. ミーーーソー レーーーーー
  2. ドーーーソー ファーーーーー
  3. ミーーーミー ミーファーソー
  4. ラーーーーー ソーーーーー
  5. ミーーーソー レーーーーー
  6. ドーーーソー ファーーーーー
  7. ミーーーソー ソーラーシー
  8. ドーーーーー ドーーーーー
  9. レ  ソソー シーラーソー
  10. ラーーードー ドーーーーー
  11. ラーーードー レーーードー
  12. シーーーーー ソーーーーー
  13. ミーーーソー レーーーーー
  14. ドーーーソー ファーーーーー
  15. ミーーーソー ソーラーシー
  16. ドーーードー ドーーー

演奏のイメージがついたら、ドレミを見ながら演奏してみましょう。

ドレミ(下パート)
  1. ミーーーソー レーーーーー
  2. ドーーーソー ファーーーーー
  3. ミーーーミー ミーファーソー
  4. ラーーーーー ソーーーーー
  5. ミーーーソー レーーーーー
  6. ドーーーソー ファーーーーー
  7. ミーーーミー ソーソーファー
  8. ミーーーーー ミーーーーー
  9. ファ ファファー ファーファーファー
  10. ミーーーミー ミーーーーー
  11. ファーーーラー ラーーーラー
  12. ソーーーーー ソーーーーー
  13. ミーーーーー ソーファーミー
  14. ファーーーーー ファーミーレー
  15. ミーーーミー ソーソーファー
  16. ミーーーミー ミーーー

最初のミの音を吹きはじめる前に、ミの指を準備しておきましょう。

手元画像付きの指づかいを、下に載せていますので、分からない場合は指を確認してみてくださいね。

ソプラノリコーダーの運指:真ん中のレ
ソプラノリコーダーの運指:真ん中のド
ソプラノリコーダーの運指:シ
ソプラノリコーダーの運指:ラ
ソプラノリコーダーの運指:ソ
ソプラノリコーダーの運指:ファ
ソプラノリコーダーの運指:ミ

演奏のポイント

演奏のポイントは、次の4つです。

  • リコーダーを正しく持つ
  • トーンホールを正確にふさぐ
  • 音の変わり目でタンギングをする
  • 歌うように演奏する

いきなり全部のポイントを気にするのは難しいので、一つずつクリアしていくと良いですよ。

リコーダーを正しく持つ

まずはリコーダーを正しく持ちましょう。

リコーダーの持ち方(利き手は関係なし)
持ち方のポイント
  • 左手が上、右手が下
  • 右手親指とくちびるでリコーダーを支える
    リコーダーを右手親指と唇で支える

持ち方が間違っていると、トーンホールを塞ぐのが難しくなります。

特に左手と右手、どちらが上か下かは間違いやすいので注意しましょう。

指かけをつけると、リコーダーを持ちやすくなりますよ。

トーンホールを正確に塞ぐ

リコーダーにいっぱい開いている穴(トーンホール)を正確に塞がないと、変な音が出てしまいます。。

トーンホールに隙間ができている
正確にふさぐコツ
  • 指の腹でふさぐ
  • 指の力を抜く
  • ゆっくり練習して体で覚える

特にミの音は、指が細い小学生の子だとどうしても隙間ができやすいですが、ゆっくり何度も練習して体で覚えましょう。

音の変わり目でタンギングをする

音を出せるようになったら、タンギング(音を出す時に「tu」と発音すること)にも挑戦しましょう。

以下のタンギング例のように、音の始まりと変わり目で、ささやくように「tuー」と発音します。

タンギング例
  • ミーーーソー レーーーーー
  • tuーーーtuー tuーーーーーt
  • ドーーーソー ファーーーーー
  • tuーーーtuー tuーーーーーt
  • ミーーーミー ミーファーソー
  • tuーーーtuー tuーtuーtuーt
  • ラーーーーー ソーーーーー
  • tuーーーーー tuーーーーーt
  • ミーーーソー レーーーーー
  • tuーーーtuー tuーーーーーt
  • ドーーーソー ファーーーーー
  • tuーーーtuー tuーーーーーt
  • ミーーーソー ソーラーシー
  • tuーーーtuー tuーtuーtuーt
  • ドーーーーー ドーーーーー
  • tuーーーーー tuーーーーーt
  • レ  ソソー シーラーソー
  • tut tutuー tuーtuーtuーt
  • ラーーードー ドーーーーー
  • tuーーーtuー tuーーーーーt
  • ラーーードー レーーードー
  • tuーーーtuー tuーーーtuーt
  • シーーーーー ソーーーーー
  • tuーーーーー tuーーーーーt
  • ミーーーソー レーーーーー
  • tuーーーtuー tuーーーーーt
  • ドーーーソー ファーーーーー
  • tuーーーtuー tuーーーーーt
  • ミーーーソー ソーラーシー
  • tuーーーtuー tuーtuーtuーt
  • ドーーードー ドーーー
  • tuーーーtuー tuーーーt

音の終わりの時も「t」と舌で音を処理すると、きれいに演奏できますよ。

歌うように演奏する

リコーダーというと、強く息を吹き込んでしまいがちですが、息が強すぎると音が汚くなったり、息が続かなくなりかねません。

「吹く」というより「歌う」イメージで演奏する方が、上手く演奏しやすいですよ。

歌うイメージを持つメリット
  • 音がきれいになる
  • 息が長く続くようになる
  • 音楽的な演奏になる

難しい場合は、先に歌声を出してから、歌声を出しながらリコーダーをくわえてみましょう。

歌声とリコーダーの音が混ざった変な音が出ますが、息を吹き込まずにリコーダーの音を響かせる感覚が身につきますよ。

まとめ

ソプラノリコーダーでエーデルワイスを演奏する方法をご説明しました。

美しいメロディーの曲で、音色をよくする練習には最適ですので、ぜひ練習してみてくださいね。