「リコーダーの高い音が苦手…。簡単に出す方法はないかな…。」

もしかしたら、高い音が出しにくいリコーダーを使っているからなのかもしれません。

私は樹脂製リコーダーを20本以上持っていますが、高い音の出しやすさはリコーダーによって全然違います。

高い音は感覚をつかめば出せるようになりますが、高い音が出にくいリコーダーでは、その感覚をなかなかつかめません。

そこで、私が持っているリコーダーの高い音が出しやすいリコーダーランキングを作りました!

順位メーカーモデル評価
1アウロスシンフォニー509BW快適
2ヤマハYRA-402B快適
3アウロスシンフォニー509B出しやすい
4ヤマハYRA-322B出しやすい
5ヤマハYRA-28B出しやすい
6ゼンオンG-1A Bressan出しにくい

評価が「出しやすい」以上のリコーダーを使うことで、高音をマスターしやすくなりますよ。

「快適」レベルの高音の出しやすさは格別で、私は「高いファより上の音」に少し苦手意識があったのですが、嘘のように軽々と出せるようになりました。

高音に苦手意識がある方は、「快適」以上のレベルのアルトリコーダーを使うのがおすすめですよ。

以降では、それぞれのリコーダーについて、評価のレベルごとに詳しくご説明しますね。

ランキングで考慮したこと

ランキング作成で考慮したことは、以下です。

  • 高音の出しやすさ
  • 音程・音色の良さ
  • 自分が演奏したことのあること

まずは高音が出せないと話になりませんので、高音の出しやすさを一番重視しました。

次に、高音が出せても質が悪くては残念なので、音程・音色も考慮しています。

また、自分が演奏したことのないリコーダーを評価するのは無責任かと思いますので、持っているリコーダーから選びました。

高い音が出しやすいランキング

高い音が出しやすいアルトリコーダーランキングは、以下の通りです!

順位メーカーモデル評価
1アウロスシンフォニー509BW快適
2ヤマハYRA-402B快適
3アウロスシンフォニー509B出しやすい
4ヤマハYRA-322B出しやすい
5ヤマハYRA-28B出しやすい
6ゼンオンG-1A Bressan出しにくい

高い音が快適

評価が「快適」なアルトリコーダーは、次の2本です。

  • アウロス:シンフォニー509BW
  • ヤマハ:YRA-402B

「快適」クラスの高音の出しやすさは別格で、「出しやすい」以下のクラスにあった“高音の引っかかる感じ”がありません。

ストレスなく高音を演奏できますので、すごくおすすめですよ。

アウロス:シンフォニー509BW

出しやすさ
音程
音色

アウロスシンフォニーシリーズの木目調モデルです。

高音が簡単に出せる上に音色も音程も良い、イチオシのアルトリコーダーで、私もメインで使っています。

高い音が出しやすいだけでなく、芯のあるまろやかな音で音色も素晴らしい!

私の一番のお気に入りで、運指表にない超高音域の参考動画も、509BWで撮りました。

素晴らしいリコーダーなんですが、欠点は入手しづらいことですかね。

Amazonや楽天市場でも品切れのことが多く、私もなかなか買えませんでした。。

高音だけでなく低音も豊かな最強の樹脂製アルトリコーダーですので、もし見かけたらぜひ。

ヤマハ:YRA-402B

出しやすさ
音程
音色

初めて吹いた時には感動したくらい高い音が抜群に出しやすいです。

明るく絹のように滑らかな音で音程もよいのが魅力。

高音は抜群に出しやすいですが、アウロス:シンフォニー509BWに比べて響きが薄い気もするので2位としました。

高い音が出しやすい

「出しやすい」のランクのアルトリコーダーは、次の3本です。

  • アウロス:シンフォニー509B
  • ヤマハ:YRA-322B
  • ヤマハ:YRA-28B

アウロス:シンフォニー509B

出しやすさ
音程
音色

ランキング1位の木目なしモデルです。

木目調モデルほどではありませんが高い音は十分出しやすく、木目調モデルを買うまではメインのアルトリコーダーとして利用していました。

低音から高音まで、落ち着いた安定感のある音がする魅力的なリコーダーです。

木目調が手に入らない場合にはおすすめです。

ヤマハ:YRA-322B

出しやすさ
音程
音色

高音まで出しやすく、明るく暖かい音色でよく響きます。

ただ、やや抵抗感が強めで、私の場合はアウロス509Bの方が演奏しやすいですね。

YRA-402Bと比べると高音は若干出しにくいですが、音はYRA-322Bの方がよく響いて気持ち良いですよ。

ヤマハ:YRA-28B

出しやすさ
音程
音色

明るく柔らかい音が特徴で、高音も出しやすいです。

値段も安いのでアルトリコーダー初心者にはおすすめですよ。

私も以前はYRA-28Bで演奏を楽しんでいました。

好みの問題かもしれませんが、音が柔らかすぎるので、私のように「パリッとした音」が好きな方には物たりないかもしれません。

高い音が出しにくい

「高音が出しにくい」に入れたアルトリコーダーは、ゼンオン:G-1A Bressanです。

ゼンオン:G-1A Bressan

出しやすさ
音程
音色

ゼンオン独特の落ち着いた音色が魅力的なリコーダーなんですが、高音は出しにくいですね。

正確に言うと、“状態が悪い時には”高音が出しにくいんですが、、、

吹いているとすぐにウィンドウェイに水滴が詰まって状態が悪くなり、高音がかすれて出なくなり、高音が出ても音程が上ずることがあります。。。

音色や発音は非常に良いので、水滴による高音の出しにくさを対策できる方には、すごく良い楽器だと思います。

出せない

高音が出せないレベルのアルトリコーダーは、ありませんでした。

安価で素晴らしいリコーダーを作ってくださる、日本の樹脂製リコーダーメーカーに感謝ですね。

まとめ

高い音が出しやすいアルトリコーダーランキングをご紹介しました。

順位メーカーモデル評価
1アウロスシンフォニー509BW快適
2ヤマハYRA-402B快適
3アウロスシンフォニー509B出しやすい
4ヤマハYRA-322B出しやすい
5ヤマハYRA-28B出しやすい
6ゼンオンG-1A Bressan出しにくい

私の演奏方法との相性や楽器の個体差もあるので、違う感想を持たれる場合もあるでしょうが、参考になりましたら幸いです。