「リコーダーってどこで練習したら良いんだろう…騒音トラブルは大丈夫…?」
このような疑問にお答えします。
- おすすめのリコーダー練習場所3選
- リコーダーを練習するときの注意点
リコーダーは楽しいですが、音が出てしまうので練習場所には悩みますよね。
私も昔から悩んでいて、色々なところで練習してきました。
- 自宅(一軒家、ワンルーム、3LDK)
- 野外(河川敷、公園、駅、大学構内)
- スタジオ
それぞれの場所にメリット・デメリットがありましたので、ご紹介しますね!
ちなみに今は、“楽器演奏OKのマンション”を買って、電子ピアノも家にあるので、家で練習できます(子どもに「うるさい」と怒られるのでしていませんが…笑)。
おすすめのリコーダー練習場所3選
私のおすすめのリコーダー練習場所は、次の3つの場所です。
- 自宅(一軒家、ワンルーム、3LDK)
- 野外(河川敷、公園、駅、大学構内)
- スタジオ
全て“実際に私が練習してきた場所”ですが、これまでトラブルになったことは一度もありません。
(家で子どもに「うるさい」と怒られるのは除く…笑)
以降でそれぞれご説明しますので、自分に合う練習場所を探してみて下さいね。
自宅(一軒家、ワンルーム、3LDKなど)
おすすめのリコーダー練習場所1つ目は、自宅です。
これまで、一軒家(実家)・ワンルームマンション(学生)・3LDKマンション(現在)でリコーダーを練習してきました。
自宅で練習したら、騒音トラブルが心配ですよね。。。
しかし、リコーダーは他の楽器に比べるとそれほど音が大きくないので、日中帯なら自宅で練習しても大丈夫です(もちろん、家や隣人によりますが…)。
私はこれまで、自宅で練習することがありましたが、トラブルになったことは一度もありません。
自宅で練習するメリット
- すぐに練習できる
- 練習時間を取りやすい(移動時間がかからないので)
- 鏡や録音・録画機器などを使いやすい
手間なく楽に練習できて、さらに文明の力を使えるので、練習効率が高いです。
自宅で練習するデメリット
- 騒音トラブルが心配で思いきり演奏しづらい
- こじんまりした音になりがち
自宅は家族や隣人との騒音トラブルが心配で、私の場合、少し遠慮がちに演奏してしまいます。
また、部屋の大きさに最適化された“こじんまりとした音”になってしまい、ホールでの演奏には物足りない音になる可能性も…。
自宅で練習するポイント
- 早朝・夜間の練習はしない
- 一軒家や楽器OKのマンションに住むとベター(または防音室の導入)
- 隣人と仲良くしておく
- 広い空間をイメージした音作りをする
自宅の練習は、騒音トラブルが一番の懸念ですので、早朝・夜間の練習は避けて隣人と仲良くしておきましょう。
一軒家や楽器OKのマンション・防音室など、自宅にお金をかけることで、騒音トラブルを避けることも可能です。
防音室は100万円くらいするイメージがありましたが、20万円程度で意外と安く買えるみたいです。
》KANADE 防音室(日本製)
私は防音室代わりに、自宅のトイレで練習することもありますよ(笑)。
また、電子リコーダー:エレフエを使えば、ごく小さい音や無音でリコーダーを練習することができます。
野外(河川敷、公園、駅、大学構内など)
おすすめのリコーダー練習場所2つ目は、野外です。
これまで、公園・河川敷・駅前・大学構内などで練習してきました。
私は結婚前に、一人暮らし用の狭いワンルームマンションに住んでいた頃は、野外をメインに練習していました。
野外で練習するメリット
- 開放感があり大きい音を出せる
- 遠くまで響く音を作りやすい
- 騒音トラブルのリスクが小さい(大学は要注意!)
- お金がかからない
野外で練習するメリットは、開放感があって大きい音を出せることです。
狭い部屋の中でばかり吹いていると“こもった音”になりがちですが、外で吹くと改善されて“遠くまで響く音”になります。
音作りをするには、野外はとても良いですよ。
野外で練習するデメリット
- 移動に時間や手間がかかる
- 人の目が気になる
- 天気や気温の影響を受ける
- 夏は蚊の猛攻を受けることも…
野外で練習していると、人に見られたり、話しかけられたりするので、最初は緊張するかもしれません。
しかし、すぐに慣れますので大丈夫ですよ。
本番の演奏の方がもっと緊張するので、“緊張に負けないための修行”だと思いましょう。
また、天気や蚊の影響を受けるのもキツイですね。
私がよく練習していた河川敷の大きい橋の下は、雨も防げて蚊もいない神スポットでしたが、引越して遠くなってしまいました。。。
今は、休日の大学(母校)の体育館のそば(屋根あり虫少なめ)で、音楽系サークルにまざって練習しています(平日練習すると、大学の講義の邪魔になる恐れがあるのでやめましょう)。
家の近くの良い練習場所を探してみて下さいね。
野外で練習するポイント
- 遠くまで響く音作りには野外は最適
- 天気や虫の影響を受けいくい場所を探そう
- 木製リコーダーは日差しや温度に注意
- 人の目を気にしすぎないようにする
木製リコーダーは日差しや温度変化に弱いので、以下の2点に注意しましょう。
- リコーダー本体に直射日光を当てない
- 寒い日には野外で練習しない
(樹脂製リコーダーなら気にしなくて大丈夫です。)
野外はデメリットも多いですが、音作りには非常に良いので、ぜひ取り入れてみて下さいね。
スタジオ
おすすめのリコーダー練習場所3つ目は、スタジオです。
私は、本番が近づいてきてからの練習には、スタジオを利用することが多いですね。
ピアノの人と一緒にスタジオに入って、合わせ練習やただの雑談をします(半分は雑談してたり…笑)。
スタジオで練習するメリット
- ピアノや音楽機器が豊富に揃っている
- 人の目を気にせずに練習できる
- 大きい音を気兼ねなく出せる
スタジオでの練習は、自宅や野外と違って誰にも気を使わなくて良いので、思う存分練習できます。
さらに、ピアノも置いてあるので、伴奏との合わせ練習にもピッタリ。
スタジオで練習するデメリット
- お金がかかる
- 予約や移動の手間がかかる
- 利用時間の制限がある
スタジオで練習するには、数千円程度のお金がかかります(金額は条件により異なる)。
私はあまりお金がないので(笑)、毎回スタジオで練習するのはきついですね。。
また、予約が必要な場合もあるので、事前に予約するようにしましょう。
スタジオで練習するポイント
- 本番前の練習におすすめ
- 伴奏者などと行く場合は「予約や支払いをどうするか」きちんと話し合っておく
- 練習計画を立てておく
スタジオは練習環境としてはすごく良いので、本番前の練習には一番おすすめです。
また、お金や日時などでもめないように、一緒に行く人としっかり話し合っておくことも大事ですね。
予約している時間しか練習できないので、しっかりと練習計画を立てておくと、スタジオを効果的に使うことができますよ。
- 練習するべき内容
- 何時からどの練習をするか
私はせっかく2時間スタジオを借りたのに、「ジョジョの奇妙な冒険」の雑談で1時間半くらい使ったりしていました(笑)
もったいないので、しっかり練習計画を立ててスタジオに入りましょう。
練習場所の使い分け方
私は練習の目的によって、練習場所を使い分けています。
- 音作りをしたい→野外
- 遠くを意識して音を出せる
- 大きい音を出せる
- 人に見られるのできれいに吹きたくなる
- 技巧的な練習をしたい→自宅
- 時間をかけてゆっくり練習できる
- 失敗を気にせず練習できる
- 天気や虫の影響をうけない
- 本番前の合わせ練習をしたい→スタジオ
- 集中して練習できる
- 大きい音を出せる
- ピアノと合わせることができる
音作りをしたい→野外
音作りをしたいときには野外がおすすめです。
- 遠くを意識して音を出せる
- 大きい音を出せる
- 人に見られるのできれいに吹きたくなる
せまい室内でばかり練習していると、小ぎれいにまとまった音になりがちです。
私も最近は家の中でばかり吹いていたので、ショボい音になってしまいました(妻に指摘されて気づきました…笑)。。。
野外で練習することで、ホールの後ろの席までしっかり響いた音を出せるようになります。
技巧的な練習をしたい→自宅
技巧的な練習をしたいときは自宅での練習がおすすめです。
- 時間をかけてゆっくり練習できる
- 失敗を気にせず練習できる
- 天気や虫の影響をうけない
連符やタンギングなどの技巧的な練習は、何度も失敗しながら、時間をかけて練習する必要がありますよね。
そんなときに、野外だと失敗を人に見られるのが恥ずかしいですし、スタジオだとお金がかかってしまいますので、自宅で練習するのがおすすめですよ。
本番前の合わせ練習をしたい→スタジオ
本番前の合わせ練習をしたいときはスタジオでの練習がおすすめです。
- 集中して練習できる
- 大きい音を出せる
- ピアノと合わせることができる
スタジオは他の人に邪魔されませんし、時間制限もあるので、集中して練習することができます。
毎回スタジオで練習できればベストですが、お金が大変…笑
まとめ
おすすめのリコーダー練習場所3選をご紹介いたしました。
- 音作りをしたい→野外
- 遠くを意識して音を出せる
- 大きい音を出せる
- 人に見られるのできれいに吹きたくなる
- 技巧的な練習をしたい→自宅
- 時間をかけてゆっくり練習できる
- 失敗を気にせず練習できる
- 天気や虫の影響をうけない
- 本番前の合わせ練習をしたい→スタジオ
- 集中して練習できる
- 大きい音を出せる
- ピアノと合わせることができる
それぞれに良い所がありますので、練習の目的によって使い分けましょう。
ぜひ、お近くの“よい練習場所”を探してみてくださいね。
「自宅や野外で練習するのは、やっぱり不安…」という方には、リコーダーを小さい音で練習するのもおすすめです。
私は小さい音や無音で、通勤中にも練習していますよ(笑)。