「リコーダーを練習したいけど時間や場所がなくてできない…。小さい音で練習できないかな…」
このような悩みにお答えします。
- リコーダーを小さい音で練習する方法
- 無音で練習する方法
リコーダーはそれなりに大きい音がするので、練習したくてもできないことってありますよね。
私も仕事や家事・子育てをしていますので、普通に音を出して練習できる時間はほぼありません。。。
そんな私ですが、ほとんど練習できない中でも、依頼があれば演奏しています。
どうやって練習しているのかというと、小さい音や音を出さずにできる練習方法を駆使して、早朝・夜間や隙間時間になんとか何とか練習をしています(笑)。
- 小さい音で練習する方法
- ごく弱い息で吹く
- ハミングで歌う
- 防音室で練習する
- 無音で練習する方法
- リコーダーをあごに当てて吹く
- 指だけで練習する
- 上手い演奏動画を見る
- 演奏方法を勉強する
この記事では、その方法をご紹介しますので、リコーダーの音で練習できずにお困りの方はぜひご覧ください。
リコーダーを小さい音で練習する方法
リコーダーを小さい音で練習する方法としては、3つの方法があります。
- ごく弱い息で吹く
- ハミングで歌う
- 防音室で練習する
ごく弱い息で吹く
リコーダーを小さい音で練習する1つ目の方法は、ごく弱い息で吹くことです。
リコーダーは弱い息で吹けば小さい音が出ますので、ワンルームマンションに住んでいた学生時代は、この方法で練習することもありました。
ごく弱い息で吹くやり方
リコーダーを吹くときの息を弱くするだけです(笑)。
弱い息で吹けばリコーダーは小さい音が出ますので、練習してみて下さいね。
ごく弱い息で練習する効果
- 指づかいの練習をできる時間が増え、テクニックが身につく
- 小さい音で吹くのが上手くなり、表現の幅が広がる
ごく弱い息でも、指の練習は可能ですね。
練習できる時間が増えることで、指のテクニックが身につくことが期待できますよ。
ごく弱い息で練習する注意点
- 高い音は弱い息では出しにくい
- 木製リコーダーは弱い息でも音が大きくなりがち
私の場合は、ソプラノリコーダーの高いド以上の音は、弱い息では出しにくいですね。
それでも、高い音の指の練習にはなるので、私は音が出なくても気にせず続けています。
ハミングで歌う
リコーダーを小さい音で練習する2つ目の方法は、ハミングで歌うことです。
実はこれ、めっちゃ上手くなれる練習方法です。
私は子どもと遊んだり家事をしながら歌ったりしますが、すごく音が響くようになりました。
ハミングは普通にしゃべるより小さい声でもできるので、リコーダーの音を出せない時間や場所でも練習できますよ。
ハミングで歌うやり方
リコーダー演奏に良い姿勢や響かせ方を意識しながらハミングをするだけです。
- 背筋を自然に伸ばす
- 深く呼吸をする
- 息の通り道をイメージする
- お腹から息を出す
- 横隔膜が元に戻る力を利用する
- 声帯を楽にする
- 軟口蓋辺りで共鳴させる
これらを具体的にイメージすればするほど、楽に音を響かせられるようになりますよ。
ハミングで歌う効果
- リコーダーの音がよく響くようになる
- 音程感覚が良くなる
- 家事・育児をしながらでもできる
ハミングで体を整えてからリコーダーを吹くと、ものすごく音が響くようになります。
私は5年のブランクがあってショボい音になっていたのですが、この練習でまた音が響くようになってきました。
家から50m以上離れた公園でも私が練習する音が聞こえるそうで、妻に騒音問題を心配されるほどに…
ハミングで歌う注意点
- 息をお腹から出す
- 音痴でもOK
- リコーダーを吹くときにも同じことを意識する
- 家族に気味悪がられないように(笑)
防音室で練習する
リコーダーを小さい音で練習する3つ目の方法は、防音室で練習することです。
防音室の中で思いっきり演奏しても、防音室の外にはそれほど音がきこえません。
ですので、防音室の中で練習することで、実質的に「小さい音」で練習することができますよ。
防音室はすごく高いのかと思っていましたが、、、
調べてみるとそこまで高くありませんでした(まあ十分高いですが…w)
リコーダーを無音で練習する方法
リコーダーを無音で練習する方法は、次の4つです。
- リコーダーをあごに当てて吹く
- 指だけで練習する
- 上手い演奏動画を見る
- 演奏方法を勉強する
音を出さなくてもリコーダーを上達することはできますので、できることからやっていきましょう。
リコーダーをあごに当てて吹く
リコーダーを無音で練習する1つ目の方法は、リコーダーをあごに当てて吹くことです。
あごに当てて吹いても、当然音は出ませんので無音で練習できますよ。
あごに当てて吹く効果
- 普通に吹く時に近い姿勢で指を練習できる
- トーンホールの間隔やリコーダーの厚みを体で覚えられる
- 指に集中できる
夜間や本番前のステージ袖など、音を出せないときは、よくこの方法で練習しました。
難しい連符を覚えるには、すごく便利ですよ。
あごに当てて吹く注意点
- 音を出さないので運指の間違いに気づけない
- つい音を出したくなってしまう
運指の間違いに気づきにくいので、音を出して吹く練習もしましょう。
特に初心者の方は要注意です。
指だけで練習する
リコーダーを無音で練習する2つ目の方法は、指だけで練習することです。
リコーダーを持たずに、指だけを動かします。
私は仕事と子育てで練習時間が全然取れないので、通勤中とかに指だけ練習しています。
指だけで練習する効果
- 連符を体に覚え込ませられる
- 暗譜できる
- 隙間時間に練習できる
隙間時間を使っていっぱい連符の練習ができるので、どんどんテクニックが上達できますよ。
私は難しい曲を練習するときには、家で暗譜して、通勤時間などに指だけ練習をして、指使いを体に覚えこませていました。
指だけで練習する注意点
- 指の間隔やリコーダーの厚みなどを考慮できない
- 音を出さないので間違いに気づきにくい
リコーダーを持たずに行うので、トーンホールの間隔やリコーダーの厚みを考慮できません。
上手い演奏動画を見る
リコーダーを無音で練習する3つ目の方法は、上手い演奏動画を見ることです。
動画を見ると、次のような効果があります。
- 上手い演奏のイメージがつく
- きれいな音のイメージができる
- 目標を持つことができる
リコーダーが上手になるためには、イメージや目標が大事ですので、上手いリコーダー演奏動画を見ることは上達に非常に役立ちますよ。
私が大きな影響を受けた「上手すぎるリコーダー演奏」は、以下の記事でご紹介していますよ。
演奏方法を勉強する
リコーダーを無音で練習する4つ目の方法は、演奏方法を勉強することです。
リコーダーの演奏は、スポーツと同じように、上手に体を使うことが重要になります。
直感的に上手に体を使える人もたまにいますが、私のような凡庸な人間にはできません(吹奏楽部での経験では、9割の人はできないのではないでしょうか…)。
そんな人でも上手に体を使うには、体の使い方などの演奏方法を勉強することです。
- リコーダーの正しい演奏方法を知る
- 効率の良い体の使い方を知る
私は色々な本を読みあさったり、スポーツや古武術の体の使い方を勉強したりして、少しずつ改善してきました。
当サイトでは、私がこれまで調べてきた知識をご紹介していますので、リコーダーで音を出して練習できないときに見てみてくださいね。
まとめ
リコーダーを小さい音で練習する方法をご紹介しました。
- 小さい音で練習する方法
- ごく弱い息で吹く
- ハミングで歌う
- 防音室で練習する
- 無音で練習する方法
- リコーダーをあごに当てて吹く
- 指だけで練習する
- 上手い演奏動画を見る
- 演奏方法を勉強する
これらの方法を上手く取り入れることで、効率よくリコーダーを上達できますので、ぜひやってみて下さいね。