「リコーダーってどうやって購入すればよいのかな。購入の注意点があれば知りたい」
このような疑問にお答えします。
- リコーダーを購入する方法
- リコーダー購入時の注意点
リコーダーを買うとき、「どこでどのリコーダーを購入するか」って悩みますよね。
私はリコーダーを21本持っており(さすがに買いすぎ…笑)、色々な買い方を試してきました。
その中で類似品を買ってしまうなど、失敗も経験してきました。
この記事では、それらの経験から気づいた、リコーダーを購入する方法と注意点をご紹介します。
これからリコーダーを購入される方は、参考にしてみて下さいね。
リコーダーを購入する方法
リコーダーを購入する方法は、ざっくり4つあります。
- Amazon・楽天市場などで購入する
- 楽器店のサイトから購入する
- 実店舗で購入する
- メルカリ等で中古品を購入する
Amazon・楽天市場などで購入する
リコーダーを購入する1つ目の方法は、Amazon・楽天市場などで購入することです。
Amazonや楽天市場で「リコーダー」と検索して、好みのリコーダーを購入します。
私はリコーダーを15本以上持っていますが、半分以上はAmazonで買いました。
Amazon・楽天市場のメリット
- いつでもどこでも買える
- 細かな仕様を確認して買える
- ゆっくり吟味できる
とにかく楽なのが良いですね。
また、店員さんにしつこく聞いたら嫌がられそうな細かな仕様も、じっくり確認できるのが嬉しいです。
Amazon・楽天市場のデメリット
- 現物を見ることができない
- 試奏できない
Amazon・楽天市場では、現物を見たり試奏することができません。
そのため、買ってみたら「思ってたのと違う…」となりかねません。
私は樹脂製リコーダーは安いので割り切っていますが、値段の高い木製リコーダーをAmazonで買うのは怖いですね。
(まあ、めんどくささに負けて木製もAmazonで買ったのですが…笑)
Amazon・楽天市場をおすすめする人
- 樹脂製リコーダーを買いたい人
- 店舗に行くのが面倒な人
樹脂製リコーダーは性能のバラツキも少なく、値段も安いので、Amazon・楽天市場などで買うのがおすすめです。
樹脂製リコーダーは、店舗で試奏もできませんしね。
木製リコーダーを買う場合は、以降でご紹介する、楽器店のサイトか実店舗で買う方がおすすめですよ。
楽器店のサイトから購入する
リコーダーを購入する2つ目の方法は、楽器店のサイトから購入することです。
大手楽器店やリコーダー専門店のサイトから、購入することができます。
楽器店のサイトから購入のメリット
- Amazon等にないリコーダーも売っていることがある
- 選定品を取り扱っていたりする
- 購入後の不具合・トラブル時に連絡できる
楽器店のサイトでは、Amazonで売り切れのリコーダーがあることがあります。
実際、アウロス シンフォニー木目調のリコーダーがAmazonで売り切れ(入荷未定)のときに、楽器店のサイトにはありました。
また、プロの選定品リコーダーを取り扱っているサイトもあります。
プロが自分の名前をかけて選んだリコーダーなので、安心して買うことができますよ。私もクラリネット(40万…)を購入したときは、自分が好きなプロの選定品を購入しました。
不具合などあった際に、お店に連絡できるのも安心ですね。
楽器店のサイトから購入のデメリット
- Amazon等より値段が高い印象…
- 送料がかかりがち
私の勝手な印象ですが、楽器店のサイトはリコーダーの価格が高めです。
また、送料無料の条件が厳しく、送料がかかってしまいがちなのも辛いところ…
前述したアウロス シンフォニー木目調は、割高な価格と送料がネックで、Amazonで買えるようになるのを待つことにしました。
楽器店のサイトから購入をおすすめする人
- 選定品を手軽に買いたい人
- Amazon等にない樹脂製リコーダーが欲しい人
実店舗に行かなくても選定品が買えるので、手軽に選定品を買いたい方には、楽器店のサイトからの購入がおすすめです。
Amazonや楽天市場と上手く使い分けると良いでしょう。
実店舗で購入する
リコーダーを購入する3つ目の方法は、実店舗で購入することです。
私は子育てで休日も時間がないので、現在お店に行けませんが、自由がきく人にはおすすめです。
実店舗で購入のメリット
- 現物を見てから買える
- 試奏して買える(場合もある)
- 直感的に比較できる
店舗で現物を見ると、写真だけでは分からない情報が手に入ります。
微妙な色合いや質感、重さなど、得られる情報が圧倒的に多いです。
店舗によっては試奏できる場合もあり、音色や吹奏感を確かめることができますよ。
私は以前、大手楽器店のリコーダーフェアに行って、木製リコーダーを試奏しまくりました。
30万円のソプラノリコーダーがめっちゃ良い音がして欲しくなったのが忘れられません(高すぎて買えない…笑)
実店舗で購入のデメリット
- 店舗に行く手間がかかる
- 店員や他の客の目が気になって集中できない(私だけ…?)
- 売り切れなどで目当てのリコーダーがないリスクがある
家の近くに楽器店がない場合、行くのが手間ですね。。
テレマン楽器(リコーダー専門店)は行ってみたいのですが、やや遠いので子育てと両立しながらは行けません。。。
また、私のように会話が苦手な方だと、店員や他の客の人の目が気になって集中できないことも…
私は話しかけられそうな雰囲気を感じると、すぐ逃げてしまいます…笑
実店舗で購入をおすすめする人
- 木製リコーダーが欲しい人
- 自分の目・耳で確かめてから買いたい人
- 楽器店が近くにある人
木製リコーダーを自分で吟味して買いたい方には、実店舗での購入がおすすめです。
木製リコーダーは高い買い物になるので、しっかり確認して納得いく一本を選びましょう。
メルカリ等で中古品を購入する
リコーダーを購入する4つ目の方法は、メルカリ等で中古品を購入することです。
私は中古リコーダーには少し抵抗があるのですが、電子リコーダーをメルカリで買ったことがあります。
そして失敗しました(笑)
メルカリ等で中古品を購入のメリット
- 新品よりも安く手に入る
- いつでもどこでも買える(メルカリの場合)
- ゴミを減らし資源の有効活用に繋がる
新品よりも安く買えるのが一番のメリットですね。
メルカリ等で中古品を購入のデメリット
- 状態が悪いかもしれない
- 変な癖がついているかもしれない
- 虚偽の情報を掲載してるかもしれない
中古品は状態の良し悪しがいまいち分かりません。
メルカリでは写真を見ることができますが、リコーダーのようなシビアなものは、写真で気づかなかった破損で性能が下がる可能性も…
前の持ち主の変な癖がついてて吹きにくい場合もありますし(もちろん、上手い人が吹いてて良い癖がついている場合もありますが…)
さらに言うと、悪意のある販売者の場合、誤認させるような情報をわざと書いています。
私は電子リコーダーエレフエが欲しくて、商品名に「エレフエ」と記載がある商品を買ったのに、エレフエの類似品でした…泣
すごく腹が立ちましたが、類似品をある程度吹けるようになり楽しくなってきたので、良しとしました(笑)
メルカリ等で中古品を購入をおすすめする人
- リスクを許容できる人
- とにかく安くリコーダーを手に入れたい人
細かい状態は気にしないので、とにかく安く買いたい方には、メルカリなどで中古品を買うのもおすすめです。
状態が少し悪いだけならまだ良いですが、私のように類似品をつかまされる可能性もなくはありません。
しっかり確認して、後悔しないように購入しましょう。
リコーダー購入時の注意点
リコーダーを購入するときの注意点は、次の4つです。
- ソプラノリコーダーにはバロック式とジャーマン式がある
- モデルによって設計・性能が大きく異なる
- 同じモデルでも個体差がある(特に木製リコーダー)
- 材質によって特徴が大きく変わる
特に木製リコーダーを購入する場合は、買って後悔しないようにしっかり確認しましょう。
ソプラノリコーダーにはバロック式とジャーマン式がある
リコーダー購入時の注意点1つ目は、ソプラノリコーダーにはバロック式とジャーマン式があることです。
小学校で習うソプラノリコーダーはジャーマン式ですが、趣味で演奏するならバロック式の方がおすすめ。
- ジャーマン式
- 小学校で習うソプラノリコーダーの運指方式
- ファの指づかいが簡単
- ♭や♯が付く運指が難しい
- バロック式
- 趣味で演奏するならおすすめ
- ファの運指が難しい
- ♭や♯の運指が比較的簡単
間違えないように注意しましょう。
私はアウロス シンフォニーのソプラノリコーダーを買うときに間違えました。。。
バロック式が良かったので、結局、アウロス シンフォニーのバロック式も買いました(泣)。
モデルによって設計・性能が大きく異なる
リコーダー購入時の注意点2つ目は、モデルによって設計・性能が大きく異なることです。
考えることが多くて難しいですが、、、
できれば自分に最適なモデルを選びたいですね。
私はモデルで迷走して、樹脂製アルトリコーダーを5本も買ってしまいました…笑
モデルによる設計の違い
リコーダーはぱっと見同じように見えますが、実は様々な設計の違いがあります。
- 運指方式:バロック式かジャーマン式
- ウィンドウェイ:ストレート型かアーチ型
- 音程:モダンピッチ(440hz)かバロックピッチ(415hz)
- 構造:2継か3継
- 基にしているモデル:ロッテンブルクなど
- その他微妙な設計の違い
これらの違いによって大きく特徴が変わってしまいますので、事前に確認しましょう。
モデルによる性能の違い
リコーダーはモデルによって性能が大きく変わります。
- 音色や吹奏感のよさ
- 音程の良し悪し
- 低音や高音の出しやすさ
- 音の出しやすさ
私が買った5本のアルトリコーダーも、驚くほど全部性能が異なりました。。。
樹脂製リコーダーなら安いので、私みたいに気になるもの全部買う作戦もありです(笑)
木製リコーダーは高いので、楽器店のリコーダーフェアなどで色々なモデルを吹き比べて選びたいですね。
同じモデルでも個体差がある(特に木製リコーダー)
リコーダー購入時の注意点3つ目は、同じモデルでも個体差がある(特に木製リコーダー)ことです。
- 木の質の差
- 職人の技術による差
などによって同じモデルでも微妙に性能の違いが出る場合もあります。
そのため、木製リコーダーを買う場合は、
- プロの選定品を買う
- 実店舗で試奏してから買う
というように、できるだけ良い個体を選べるようにするのがおすすめですよ。
樹脂製リコーダーも微妙に個体差はある気がしていますが、木製ほど差は出ないでしょうし、値段も安いので、私は気にしないことにしています。
現物も見ずAmazonで買ってます(笑)
材質によって特徴が大きく変わる
リコーダー購入時の注意点4つ目は、材質によって特徴が大きく変わることです。
- 音色や吹奏感などの性能
- メンテナンスの方法
- 演奏するときの注意点
木製リコーダーと言っても、メープルとグラナディラでは全然別物です。
音色も違いますし、グラナディラは寒い日にいきなり吹くと割れることも…
材質によって特徴が全然違いますので、購入前にしっかり確認するようにしましょう。
ちなみに、樹脂製リコーダーでもABS樹脂とバイオマス樹脂のリコーダーでは、全然性能が違いました。。。
まとめ
リコーダーを購入する方法と注意点をご紹介しました。
- 購入する方法
- Amazon・楽天市場などで購入する
- 楽器店のサイトから購入する
- 実店舗で購入する
- メルカリ等で中古品を購入する
- 購入時の注意点
- ソプラノリコーダーにはバロック式とジャーマン式がある
- モデルによって設計・性能が大きく異なる
- 同じモデルでも個体差がある(特に木製リコーダー)
- 材質によって特徴が大きく変わる
目的にあった購入方法で、自分に合うリコーダーを手に入れましょう。