リコーダーの音はけっこう大きい(90デシベル=犬の鳴き声ほど)ので、練習するときに困りますよね。
- 騒音トラブルが心配…
- 子どものリコーダー練習がうるさい…
- 夜や朝練習できない…など
私も妻や子どもに「うるさい」と言われることがあります…
しかし、諦めないでください。
リコーダーの音を小さくする方法があります!
マスキングテープや布・輪ゴムなどで簡単にできて、普通に話す声程度の音量にできますので、ぜひ試してみてくださいね。
リコーダーの音を小さくする方法
リコーダーの音を小さくする方法は、、、
頭部管のラビュームの上をマスキングテープで塞ぐ、これだけです。

リコーダーの音は、この部分から出ているので、テープで塞ぐことで音が小さくなるんですね。
- ソプラノ:2ミリ程度
- アルト:3ミリ程度
隙間が狭すぎると音が出なくなるので、何度か吹いて、良い感じになるように微調整してみてください。
頭部管はリコーダーの音を作る重要な部分ですので、傷をつけないように丁寧に扱いましょう。
また、マスキングテープがない場合は、他のもので塞いでも大丈夫です。
- フェルトを輪ゴムで留める
- スポンジを輪ゴムで留める
- 市販のリコーダー消音機を装着する
コソ練くんのAmazon商品説明には、「50デシベル(静かな事務所)以下にすることができる」と記載されているので、かなり静かになるようですね。
音を小さくする方法の注意点
リコーダーの音を小さくする方法の注意点は、以下です。
- 音色や音程が変わる
- 木製リコーダーにはおすすめしない
- テープで汚くならないように
音色や音程が変わる
テープでリコーダーの音を小さくすると、音色や音程が変わってしまいます。
音程が変わるので、伴奏と合わせたりアンサンブルするのには向かないかもしれません。
個人で練習する分には許容範囲ですが、音色や吹奏感が通常状態とは異なるので、いつもテープを貼って練習すると変な癖がつくかもしれません。
できれば、テープを貼らない状態で練習する時間も作りましょう。
木製リコーダーにはおすすめしない
ラビューム上にテープを貼ると、湿気がこもります。
樹脂製リコーダーは濡れても大丈夫ですが、木製リコーダーは傷むかもしれません。
木製リコーダーではなく、樹脂製リコーダーで行うようにしましょう。
テープで汚くならないように
リコーダーにテープを貼ると、リコーダーが汚くなるリスクも…
- テープの貼り跡が残る
- 木製や木目調リコーダーの表面加工がはがれる
- テープを貼りっぱなしにして汚れがたまる
「剥がしやすいマスキングテープを、木目調ではない樹脂製リコーダーに貼る」のが安全そうですね。
私はアウロスシンフォニー木目調リコーダーをメインに使っていますが、木目調が傷みそうで怖いのでテープは貼らないようにしています。
代わりにアウロスシンフォニーの木目なしモデルに貼って練習しています。。。
輪ゴムでフェルトやスポンジを固定する方法や、市販のリコーダー消音機なら、この心配はなさそうですね。
まとめ
リコーダーの音を小さくする方法をご紹介しました。
私はこの方法で音を小さくしたことから、仕事から帰って2〜3分くらいパラパラ吹いても怒られなくなりました!
家事育児あるのでちょっとしかできませんが、少しだけでも吹けるのは、大きいです。
マスキングテープ1つで簡単にできますので、試してみてくださいね。