「ヤマハのリコーダーってどうなの?実際に利用した人の評価を知りたい。」
樹脂製リコーダー20本(ヤマハは6本)持つ私が、ヤマハリコーダーの評価についてお答えします。
ヤマハのリコーダーの評価は、「とても優秀」です。
きれいな音が出しやすく、高音が抜群に出しやすいので、初心者〜上級者まで楽しく演奏できますよ。
実際、私は大学生の時に買ったヤマハのソプラノリコーダーを15年以上愛用し続けています。
↓15年以上愛用するヤマハリコーダー

音程が良いので、リコーダーアンサンブルやピアノなどとの合奏にも使いやすく、誰にでもおすすめしやすいですね。
以降でより詳しくご説明させていただきます。
ヤマハリコーダーの良いところ
ヤマハリコーダーの良いところは、次の点です。
- 明るく透明感のある音色
- 高い音が出しやすい
- きれいな音が出しやすい
- 音程が正確
明るく透明感のある音がして、きれいな音が出しやすいです。
そのため、初心者の人が吹いても良い音に聞こえやすく、リコーダーを楽しく練習することができますよ。
また、アウロスやゼンオンに比べると、高い音が非常に出しやすく、運指表の最高音まで出しやすいのも魅力。
上手くなってきて『ピタゴラスイッチ』のような高いドが出てくる曲に挑戦する時も、演奏しやすいですよ。
ヤマハリコーダーの微妙なところ
すごく気に入っているヤマハリコーダーですが、少し微妙なところもあります。
- 深みのある音が出にくい
- ソプラニーノの性能が微妙
明るくきれいな音がする反面、深みのある音が出にくいですね。
そのため、曲によっては「もう少し深みのある音が欲しい」と思うことも。
ゼンオンやアウロスはもっと深みのある音がするので、曲によって使い分けるのもありですね。
また、ヤマハのソプラノとアルトは非常に良いのですが、ソプラニーノはちょっと微妙です。
音が“そば鳴り”している感じなんですよね。
ソプラニーノはアウロスの方が断然良いので、リコーダーアンサンブルでメーカーを揃えるなら、アウロスが良いかと思います。
ヤマハリコーダーをおすすめする人
ヤマハリコーダーは初心者から上級者までおすすめできますが、特におすすめするのは次のような方です。
- 明るい透明感のある音が好きな人
- 手軽にきれいな音を出したい人
- 高い音が苦手な人
音色は吹き方である程度調整できますが、アウロスやゼンオンでヤマハみたいな明るい透明感のある音は出せません(私には無理)。
明るい透明感のある音が好きな人は、ヤマハのリコーダーがおすすめですよ。
高い音はヤマハ以外のメーカーでも普通に出せるのですが、ヤマハが一番出しやすいです。
高い音に苦手意識がある人も、ヤマハリコーダーなら簡単に出せるかもしれませんよ。
おすすめのモデル
ヤマハのおすすめモデルは、次の2つです。
- ソプラノ:YRS-402B
- アルト:YRA-402B
どちらもバイオマス素材のリコーダーで、黄色い見た目がかわいいモデルです。
どちらも明るく柔らかい音がして、高音域が抜群に出しやすいですよ。
黒いリコーダーに比べてトーンホールが見えやすいので、教育用にもおすすめです。
ソプラノ:YRS-402B

YRS-402Bは明るく透き通った音が魅力のソプラノリコーダーです。
運指表の最高音付近の高いドが、他のソプラノリコーダーよりも簡単に出せるので、ピタゴラスイッチなども演奏しやすいですよ。
アルト:YRA-402B

YRA-402Bは明るく絹のようになめらかな音が魅力のアルトリコーダーです。
ソプラノと同じく高い音が抜群に出しやすく、高いファの音のあまりの出しやすさに感激しました。
参考演奏)
参考演奏は、昔アウロスのソプラニーノリコーダーで大ホールでソロ演奏した曲なんですが、繰り返し出てくる高いファが怖すぎてビビりまくっていました…笑
YRA-402Bなら高いファもそんなに怖くないので、黄色のソプラニーノ版も発売してくれたら嬉しいです。
まとめ
ヤマハ樹脂製リコーダーの評価を書きました。
明るく透明感のあるきれいな音が出やすく、手軽にリコーダーを楽しめますよ。